2017年、新たな地域精神保健医療体制の在り方について「これからの精神保健医療福祉の在り方に関する検討会の報告書」が取りまとめられ、この中で初めて「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム(にも包括)の構築」の理念が示されました。以降、2018年度からの第5期障害福祉計画及び第7次医療計画でも、「にも包括」が大きな柱として打ち出されています。
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築には、計画的な地域基盤の整備と、協議の場を通じた保健・医療・福祉・市町村などの重層的な連携が必要です。本セミナーでは、システム構築に向けて自治体担当者や関係者等がどのような動きをするべきか、実効的な仕組みの在り方や好事例を紹介します。
14:00 | 開会挨拶「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築について(仮)」厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 精神・障害保健課 地域移行支援専門官 齋藤 綾子 氏 |
第1部 講演の部 | |
14:15 | 座長挨拶「『にも包括』の構築に向けた現状と課題」(一社)全国地域で暮らそうネットワーク 代表理事 / 「にも包括」広域アドバイザー委員長 岩上 洋一 氏 |
14:35 | 講演①「『にも包括』における保健所の役割」全国保健所長会 理事 /「にも包括」保健所マニュアル策定メンバー 中原 由美 氏 |
第2部 事例研究の部(ファシリテーター 野口 正行 氏) | |
15:00 | 講演②「自治体による効果的な体制構築に関する研究について」岡山県精神保健福祉センター所長 野口 正行 氏 |
15:20 | 事例①「協議の場の運営について」北海道北広島市 保健福祉部 柄澤 尚江 氏 |
15:35 | 事例②「保健部門と福祉部門の連携体制」埼玉県入間市 健康推進部地域保健課 主査 精神保健福祉士 山川 久子 氏 |
15:50 | 質疑応答 |