iJAMP自治体実務セミナー「日本農業の成長産業化を目指して」

iJAMP自治体実務セミナー
「日本農業の成長産業化を目指して 〜未来に繋げるヒントとは〜」

第5部 総括・提言

「食料・農業・農村の将来を考える」

宮城大学 食産業学部教授/博士(農学)
川村 保氏

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 最後に登壇した宮城大学の川村保教授は日本の農山漁村が直面する構造変化を通して、食料・農業・農村の将来像をいかに描くべきかについて持論を展開した。

 冒頭、日本人の食生活の変化を捉え、「高度経済成長期の1960年代は食の高級化、近年は外食や加工食品を利用する簡便化が非常に大きな流れになっている」と指摘。さらに食の安全に対する関心が高まっている点も合わせ、農業生産者が消費者目線で販売戦略を立てる「マーケットイン」の発想を取る際、食の簡便化と安全・健康志向はしっかり押さえるべき要点だと語った。次ページに続く ≫

川村 保(かわむら・たもつ)氏

1980年3月 東京大学農学部農業経済学科卒業。85年3月 東京大学大学院農学系研究科博士課程退学、85年4月 岩手大学農学部講師、助教授を経て05年より現職。
 主な著書に「東日本大震災とフードシステム」(農林統計出版株式会社2012年)、「JA販売事業をいかに強化するか—知恵と戦略の共有—」(家の光協会2014年)、「農協の未来」(勁草書房2014年)、(いずれも分担執筆)など。

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