iJAMP自治体実務セミナー「日本農業の成長産業化を目指して」

iJAMP自治体実務セミナー
「日本農業の成長産業化を目指して 〜未来に繋げるヒントとは〜」

第1部 基調講演

「攻めの農林水産業の推進について」

農林水産大臣
林 芳正氏

 人口減少に関連して林農水相は「自治体消滅」の可能性に言及した増田寛也元総務相らの独自推計が波紋を広げていることに触れた上で、大勢の自治体職員が聴講している前で「政府の創生本部で取り組む人口減少、高齢化などの対応では農林水産業が中心的な役割を果たしていく」と力を込めた。

 農山漁村の活性化については医療施設や商店、農産物出荷拠点などを基幹集落に集約し、周辺集落も生活可能な地域として維持する構想を披露した。①若年層の就業促進・雇用創出②女性・高齢者の活用③魅力ある農山漁村づくり—を柱に細部の施策を詰める方針を示し、「最近は20歳代、30歳代を中心に農山漁村での生活を希望する人が増えている。若い世代が故郷に帰りたいと思ったとき、Iターンを考えたときに元気な農山漁村が残っているようにしたい。今年は実行元年だ」と強調した。

 攻めの農林水産業を推進するための制度整備に関しては、地域特産品をブランド化し、知的財産として保護する「地理的表示保護制度」を今年度中に導入することを明らかにした。次ページに続く ≫

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