iJAMP自治体実務セミナーレポート「活力ある農業・地域づくりに向けて」

iJAMP自治体実務セミナー
「活力ある農業・地域づくりに向けて 〜6次産業化、地産地消、農地政策〜」

第2部 活力ある地域づくりを目指して/事例紹介(2)

「農地集積で手がける農業振興策
〜農村が直面する課題〜」

島根県出雲市 斐川支所 産業建設課 主事
勝部 宏樹氏
島根県出雲市 斐川町農業公社 事務局長
岡 忠男氏

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 農業公社は毎年8月から農地の貸し出し希望相談を受け付けている。勝部氏に続いて登壇した斐川町農業公社の岡忠男事務局長によると「今年は約40件、10ヘクタールの貸し出し希望の相談が寄せられている」という。貸し出しを希望する農地は、地図システムで位置を確認し、公社職員による現地調査などを経て担い手農家にあっせんされる。受け手探しだけでなく、岡氏は「苦情の窓口役も農業公社が行う」という。

 仮に引き受け手が見つからなかった場合は、出雲市やJA斐川町などが出資・設立した「有限会社グリーンサポート斐川」が農作業を受託する。「困ったときの駆け込み寺的な存在」(岡氏)であるグリーンサポート斐川は日本中の農業関係者を悩ましている耕作放棄地の発生防止に貢献している名脇役と言えるかもしれない。

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