iJAMP自治体実務セミナーレポート「活力ある農業・地域づくりに向けて」

iJAMP自治体実務セミナー
「活力ある農業・地域づくりに向けて 〜6次産業化、地産地消、農地政策〜」

第2部 活力ある地域づくりを目指して/事例紹介(2)

「農地集積で手がける農業振興策
〜農村が直面する課題〜」

島根県出雲市 斐川支所 産業建設課 主事
勝部 宏樹氏
島根県出雲市 斐川町農業公社 事務局長
岡 忠男氏

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 農地の集積・大規模化は農業の体質強化を進める上で最重要課題の一つだ。島根県出雲市斐川(ひかわ)支所の勝部宏樹氏は「斐川地区では農業公社が農地を面的にまとめることで担い手の効率的な規模拡大が進んでいる」など、地元での取り組みを紹介した。

 出雲市は2011年10月に「斐川町」と合併。農地集積を行う円滑化団体は、出雲市では農協(JA)が、斐川地域では出雲市とJAが出資した第三セクターである斐川町農業公社が担当している。農業公社が円滑化団体の役割を担っている例は全国的に多くはないが、勝部氏は「私たちの地域は公社の体制であることが集積を進める上でのメリットだと考えている」と強調した。次ページに続く ≫

勝部 宏樹(かつべ・ひろき)氏

民間企業を経て1999年斐川町役場に入る。農林振興課に配属になり、米の生産調整業務を主に担当。2003年より商工観光課で地場企業振興、企業誘致業務を担当。09年に農林振興課に再配属、11年市町村合併により出雲市と合併後も引き続き斐川支所産業建設課で斐川地域の農業振興を担う。現在は農地集積、農業公社および「人・農地プラン」の担当。

岡 忠男(おか・ただお)氏

1960年島根県出雲市斐川町生まれ。1979年斐川町農業協同組合入組。2006年から総務課長、10年から共済普及課長などを経て、12年より斐川町農業公社へ出向し、現職。

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