iJAMP自治体実務セミナーレポート「活力ある農業・地域づくりに向けて」

iJAMP自治体実務セミナー
「活力ある農業・地域づくりに向けて 〜6次産業化、地産地消、農地政策〜」

第2部 活力ある地域づくりを目指して/事例紹介(2)

「学校給食からはじまる地産地消
〜健康、食育、郷土愛〜

愛媛県今治市 玉川支所長
安井 孝氏

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今治産小麦のパン

 給食のコメは、農薬と化学肥料を5割削減した地元産の特別栽培米を100%使用。給食での利用が評判を呼び、保護者らからは「給食と同じお米を食べたい」(安井氏)という声が上がり、特別栽培米の生産農家が増え続けている。

 さらにパン用の小麦も、年間使用量の約8割を市内産の「ニシノカオリ」でまかなえるようになり、安井氏によると「外国の農家の懐に入っていたお金が、今治の農家に入るようになった」と、生産者への好影響も強調した。このような取り組みが功を奏し、子供を通じて、地元産農産物への愛着が大人にも広がり、市内のスーパーや飲食店、ホテルでも、地元産品のコーナーやメニューが増えている。次ページに続く ≫

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