iJAMP 自治体観光セミナー2018 地方空港の活用とリージョナル航空の可能性を考える ~新たな観光ニーズを探りわが街に人を呼び込め!~

特別講演(3)

地域間交流で地方を発展させる

フジドリームエアラインズ会長 鈴木 与平 氏

◇就航地の自治体、企業から協力得る

 われわれがお世話になっている信州まつもと空港での展開を紹介したい。福岡空港に2便、新千歳空港に1便を飛ばしている。信州まつもと空港には2010年から就航しているが、できれば北海道も2便化し、関西の方にも飛ばしてみたい。

 松本市には随分応援していただいており、私どもの飛行機のスポンサーにもなってもらい、その飛行機が観光大使に任命された。全国各地をこの飛行機が飛ぶので、PRをさせてもらっている。

 岩手の花巻空港は、名古屋(小牧)から現在4便を飛ばしており、11年以降は回復基調にある。この路線は、東日本大震災の直後に復興支援線として許可をいただいたのだが、その前に静岡県から医者と救援物資を積んで夜間に花巻空港に飛んだ。岩手県にも大変ご厄介になっており、ネーミングライツでスポンサーをやっていただいている。

◇全国各地にチャーター便

 チャーター事業だが、私どもの飛行機は76席から84席ということで、ちょうど観光バス2台程度の飛行機。普通の飛行機だと150人乗りから180人乗りぐらいなので、大手の旅行会社でも集客は大変だと聞く。

 われわれの場合には二つに分ければバス1台ずつということで、地方の旅行代理店の皆さまにも好評をいただいている。今まで4555便を飛ばしており、全国あらゆる飛行場にFDAのチャーター便が行っている。

 地域と地域の交流がこれからの地方創生にとって大事なことだと思っている。また、われわれが就航したことで、いろいろな形で交流が深まった話も聞いている。地域と地域の交流を促すことで、いろいろな形で刺激し合って手をつなぎ、地方を発展させていくことが大事ではないか。そうした中で、FDAが少しでも皆さま方のお役に立てればと考えている。

  • 1
  • 2
画像

地方同士が直接交流

静岡県副知事 難波 喬司 氏

画像

観光立国に地方空港の役割大

国土交通大臣 石井 啓一 氏

画像

国内航空客が1億人突破

国土交通省 航空局 航空ネットワーク部長 久保田 雅晴 氏

画像

「お客さま満足度日本一」を

富士山静岡空港 社長 出野 勉 氏

画像

FDAチャーターが回復支える

北海道稚内市長 工藤 廣 氏

画像

地域間交流で地方を発展させる

フジドリームエアラインズ 会長 鈴木 与平 氏

画像

【パネルディスカッション】
リージョナル航空で地域を活性化させる

北海道大学 公共政策大学院 特任教授 石井 吉春 氏など