iJAMP自治体実務セミナーレポート「農業における連携と地域づくり」

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基調講演

「日本農業のこれから」

農林水産大臣

齋藤 健 氏

◇海外に目を向けよう

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 基調講演した農林水産相の齋藤健氏は「一にも二にも、人口減少がこれからの日本農業に大きな重し、直面する最大の課題になってくる。いずれ、1年間に80万人というペースで人口が減少していく。人口が減るということは、食べる人の数が減ることだ」と、危機感を表明。「立ち向かっていくためには二つの方向性がある。一つは海外のマーケットを取りにいくことで、もう一つは流通や加工に生産の分野が進出することだ」と強調した。

 齋藤氏は一例として香港でおにぎりがブームになっていることを挙げた。ファストフードのスタイルのおにぎり店を23店舗展開し、いつも行列ができているという。経営者の2人は日本人。20年に200店舗を目指しており、実現すれば現在年間1万㌧しか輸出していない日本のコメを4000~4500㌧も輸入することになる。

 齋藤氏は「同じような事を続けることが今やリスクになっている。チャレンジをすれば、日本の農業の可能性は高い」と述べた。同時に、海外展開は農家単独では難しく、地域ぐるみでの取り組みや企業との連携が不可欠だという点にも言及した。

講演プログラム

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「日本農業のこれから」

農林水産大臣

齋藤 健 氏
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「農泊の推進」

農林水産省

太田 豊彦 氏
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「連携・交流と地域づくり」

パネリスト

水野 喜徳 氏 ほか