iJAMP自治体実務セミナーレポート「農業における連携と地域づくり」

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パネルディスカッション

「連携・交流と地域づくり」

〔パネリスト〕

全国農協青年組織協議会 副会長水野 喜徳 氏
おうみ冨士農業協同組合 食育園芸部長川端 均 氏
赤穂市 建設経済部 地域活性化推進担当部長永石 一彦 氏
田辺市 農林水産部 梅振興室長廣畑 賢一 氏

〔コメンテーター〕

一般社団法人ロハス・ビジネス・アライアンス 共同代表大和田 順子 氏

〔コーディネーター〕

時事通信社 デジタル農業誌Agrio編集長増田 篤

◇耕作放棄地再生で協力

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 全国農協青年組織協議会(JA全青協)副会長の水野喜徳氏は、理事を務める群馬県のあがつま農協協同組合による耕作放棄地再生への取り組みを紹介した。「私の地域にも耕作放棄地が増えてきた。草だけでなく雑木も生えているような畑を元に戻すには、私一人ではできない」。そこで地元の養豚業者と力を合わせ、「良質な堆肥を入れて数年をかけ、しっかりとした畑に戻していこうと試行錯誤している」と語った。

 水野氏はJA全青協の活動目標として、地域社会への貢献や異なった作物を生産する若手農業者の交流、行政への政策提言などを紹介した上で、09年から始めた「ポリシーブック」に言及した。現場の声を反映して作成するポリシーブックは、毎年改訂される。行動目標を明記するのが特徴で、「まず、自分たちで行動し、問題を解決していこう。自分たちだけでできないことは、JAと一緒になって問題を解決していこう。それでも解決できない場合は、行政と手を組んでやっていく。こういう3段階になっている」。連携は大事だが、その前に自らやるべきことがある。そんな認識を明確にした主張とも言えそうだ。

 「農業発展に向けて地元の消費者に農業を理解してもらい、応援団になってもらう必要がある」と水野氏。17年から、吉本興業グループのよしもとクリエイティブ・エージェンシーとの共催イベントを開催したのもその一環だ。

講演プログラム

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「日本農業のこれから」

農林水産大臣

齋藤 健 氏
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「農泊の推進」

農林水産省

太田 豊彦 氏
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「連携・交流と地域づくり」

パネリスト

水野 喜徳 氏 ほか