長岡フェニックスネットワークで支える高齢者の安心な暮らし(新潟県長岡市)
ICTを活用し、医療・介護情報を関係機関が共有し、高齢者の安心な暮らしを地域が支える!

【事業の概要】

「長岡フェニックスネットワーク」

平成23~24年度 こぶし園がタブレット端末を用いて訪問介護と訪問看護の業務効率化を実現した訪問介護・看護アプリを導入。
平成24年度 長岡市川西地区において、このアプリを軸に、在宅医療と介護・看護をシームレスに連動させる連携事業を通じて、医療・看護・介護の情報共有システムに発展。
平成26年度 長岡市医師会が在宅医療連携協議会を発足し、ICT(医療連携システム Team Cloudシステム)を用いた情報共有、在宅医療連携に向けた検討を開始。
平成26~27年度 長岡市が小国地域と栃尾地域で、これらシステムを用いたモデル事業を実施。
平成27年度 長岡市医師会が在宅医療介護総合確保基金による事業として長岡市と協力し、市内全域にこのシステムを展開。
医師会が中心となり、医療・介護の関係機関・団体への協力要請・調整を行い、長岡在宅フェニックスネットワーク協議会(平成29年度に名称変更)を設置し、システムの本格稼働を開始。以後、参加機関の拡大、機能の拡充に取り組んでいる。

長岡フェニックスネットワーク協議会構成団体


長岡市・長岡市医師会・長岡歯科医師会・長岡市薬剤師会・長岡市訪問看護ステーション協議会・長岡地域介護支援専門員協議会・新潟県理学療法士会・新潟県作業療法士会・新潟県言語聴覚士会


フェニックスネット

【事業の成果】

  • 情報共有により、適切な治療・ケアや相互の連携強化につながっている。
  • 在宅医療・介護を支える緊急時の後方支援の体制が整ってきている。
  • カメラ機能により、状況が伝えやすく、医師からのアドバイスも得やすい。
  • 医師の不在時や患者の急変時に、他の医師や病院の支援が得やすい。
  • 入力したデータの活用により、紙での書類作成の手間を減らせる。
  • 救急隊による搬送時に、有効な情報が得られる。

【今後の展望】

    参加機関や登録者が拡大するほど、より効果が高まることから
    → 対象者を高齢者、在宅患者に限らず、救急を利用する人など市民全体に拡大。
    → 参加機関の一層の拡大に向けて、医療機関や介護事業所等が行う登録事務の手続きを改善するなど、より参加しやすい仕組みづくりに努める。
    → 登録者のさらなる増加に向けて、市民への周知・PRを強化する。

【参考データ】

参照URL(1)
事業名 長岡フェニックスネットワーク
実施団体 一般社団法人 長岡市医師会
運営主体 長岡フェニックスネットワーク協議会
信越総合通信局長表彰(平成29年度)
地域 信越総合通信局
都道府県 新潟県
市区町村 長岡市
人口(平成27年国勢調査) 275,133
都市規模
導入費(千円) 長岡フェニックスネットワーク協議会􀂂事務局までお問い合わせください
運用費(千円/年) 長岡フェニックスネットワーク協議会􀂂事務局までお問い合わせください
その他の費用(千円)
期間 平成27年4月〜平成29年10月
効果(金額で記載)
実施地域又は団体数 新潟県長岡市
問い合わせ先部署 長岡フェニックスネットワーク協議会􀂂事務局
問い合わせ先電話番号 0258-22-5610
問い合わせ先メールアドレス

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